見積書のどこをチェックすればいいの?
見積書は複数の業者(2~3社)に依頼してください。
これは価格と誠意ある見積りかどうかを比較するためです。
その際に別の業者から見積りを出してもらっている旨を伝え、あまり長く引き伸ばさない配慮が必要
です。
最初に工事総額を比較してみて下さい。
同じ条件でも金額が違う場合が常です。
そこで内容を細かくチェックします。
見積書の書式は工種別・部屋別等、書き方も様々ですが、工事の項目ごとに使用する材料の仕様と単価・数量・その施工費(工賃)などが記載されています。
工事項目に 『一式』 が多い、あるいは 『一式』 となっていて 『工事仕様書』 が添付されていない場合、単価が出せるのに 『一式』 となっている業者は信頼性に欠けます。
確かに数量割り出しにくい内容は『一式』として取り扱うことも多々あるのですが、例えば、床や壁面積などで数値が割り出せるものがあるのに対し、一式としている場合は要注意でしょう。
見積書をよく確認してみてください。
単価 ~/20㎡
単価 ~/個
などど記載されていれば良いですが、材料の個数や広さなどが曖昧に書かれている場合は一度見積もり内容を改めて確認した方がいいでしょう。
大雑把な見積りは大雑把な工事に繋がります。
きちんと分かりやすく、できるだけ細かく金額表示されているものがいいでしょう。
また、見積り依頼した内容や条件がしっかり反映されているかも確認して下さい。
信頼できる業者かどうか、ある程度予想できると思います。
見積書には専門用語が多く入っています。
みなさまには分からなくて当然です。
しっかりとした会社の担当者であれば、それをあなたに分かりやすく説明できるはずです。
説明がしどろもどろで、いい加減な答えしか返ってこなければ、この段階で見切るべきです。
工事に関わる費用