あなたが家族にできること・・・『耐震補強』

家族想いの飼主さんへ

もし、あなたが大切な家族である”ワンちゃん””ネコちゃん”・・・と、一緒に暮しているなら、考えたことはありませんか?

「もし大地震が来たら、この子達はどうなってしまうのだろうか?」

「万が一、家が倒壊してしまったら、自分はもちろん、この子達は…?」

運良く、あなたも、その子達も一緒に助かればいいのですが、もし、あなただけが助かったとしたら、火事やサイレンの鳴りひびく中、あなたは彼らの無事を祈るだけ、何もできません。

 

逃げてくれていることを祈るだけ・・・

 

考えたくないことですが、これはあの「阪神・淡路大震災」の時に実際にあった話です。

一緒に暮していた飼主さんにとっては、わが子を失うと同様、その悲しみは察しきれません。

国は阪神・淡路大震災を教訓として、耐震基準の見直しを行ない平成12年にこれまでの「新耐震基準(昭和56年施行)」を改正しました。この時の新耐震基準が現在に至ります。

この新耐震基準では、震度6強~7程度の大規模地震に対して、ある程度の被害は許容するものの倒壊(崩壊)して人命に危害を及ぼすことのない程度の性能を有することを目標としています。

 

要は、現行の新耐震基準を満たしてあれば、「一応倒壊しない」ということです。

たとえ”一応”だとしても倒壊しないということは、大切な家族である”ワンちゃん””ネコちゃん”を連れて一緒に逃げられる。離さないで居られるのです。
当然ですが、大地震に対して彼らは無力です。何が起こったのかもわからず部屋の隅に逃げるのが精一杯です。

そんな彼ら、愛する家族を守るために

耐震補強や

家具の固定など、少しでも彼らが安全で居られる環境を作っておくことが…私達、飼主の役目ではないでしょうか。

あなたは、彼らに何をしてあげられますか?