突っ張り棒の地震対策に効果的な選び方と使用方法をご紹介!
地震大国の日本において、家具の転倒は危険なリスクの一つです。
家具が転倒すると、地震時にけがをしたり逃げ遅れたりする恐れがあります。
そこで今回は、地震時の家具転倒を防ぐための突っ張り棒の選び方と効果的な使用方法についてご紹介します。
安全な住まい作りの一助として、ぜひ参考にしてください。
□地震対策としての突っ張り棒の選び方をご紹介!
突っ張り棒には、多くの場合「耐圧〇〇kg」や「震度〇まで対応」などの表示があります。
しかし、これらの数値はメーカーの実験に基づいたものであり、必ずしも一般的な状況での安全性を保証するものではありません。
信頼できる公的機関での試験を受けた商品を選ぶことが、安全確保の第一歩です。
また、突っ張り棒は、設置面積が広いほど摩擦力が強く、安定性が高まります。
特に横方向からの力に対しては、縦方向よりも弱い傾向があります。
したがって、家具と天井の両方に対して広い設置面積を確保することが、効果的な地震対策となります。
□突っ張り棒の効果を最大限に引き出す方法をご紹介!
*適切な設置位置
突っ張り棒を設置する際の位置も非常に重要です。
理想的には、壁側の奥に設置し、家具の両端に1本ずつ使用することがおすすめです。
この配置により、家具が地震で揺れた際にバランスを崩しにくくなります。
また、家具の高さや形状・材質によっては、中央部にも追加で突っ張り棒を設置することで、さらに安定性を高められます。
*天井の強度確認
突っ張り棒を設置する前に、天井の強度を確認することが必須です。
特に、木造や軽量鉄骨の家では天井の強度が不足している場合があります。
コンクリート製の天井ならば問題ないでしょうが、それ以外の場合は、補強材を使用するなどの対策が必要です。
*他の耐震グッズとの併用
突っ張り棒だけでは、地震の際に家具が転倒するリスクを完全には排除できません。
そのため、マットやストッパー、固定ベルトなどの他の耐震グッズと併用することで、より高い安全性が確保できます。
特に、家具の下に耐震マットを敷いてその上に突っ張り棒を設置すると、摩擦力が増し効果が高まります。
□まとめ
地震対策としての突っ張り棒は、選び方と使用方法によってその効果が大きく変わります。
耐圧性能の確認や設置面積の確保は基本ですが、さらに他の耐震グッズとの併用によって、その効果を最大限に引き出せます。
安全な住まい作りのために、これらのポイントをしっかりと押さえておきましょう。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で地震に備えた耐震対策をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。