地震が起こるとなぜガスが止まる?対処法を解説!
地震はいつ発生するのか予測できません。
調理中などガスを使用しているときに地震が起こることもあるでしょう。
実は、ガスは地震が発生すると自動で止まるようになっています。
今回は、地震が起こるとガスが止まる理由と地震発生時の対処法について解説します。
□地震が起こるとなぜガスが止まるのか
地震が発生すると、ガスを付けても点火しないことがあります。
それは、安全のために強い地震の際にはガスが止まるような仕組みとなっているためです。
ガスメーターは強い揺れを感知すると、自動的にガスを遮断します。
他にも、地震の揺れ以外で止まることがあるためご紹介します。
・ガス圧力の低下
ガスの供給圧力が低下すると、ガスが遮断されることがあります。
これは、短時間で大量にガスを使用すると発生することがあります。
また、ガスボンベのガス残量が少ない場合にも圧力が低下します。
・長時間の使用
ガスを長時間使用すると止まってしまうことがあります。
一般的には、1カ月以上ガスを使用し続けた場合とされています。
・ガス漏れ
室内がガス臭い場合には、ガス漏れが起こっていることがあります。
一度ガス漏れした場合は、換気をして火の元を近づけないようにしましょう。
□地震が起きたときの対処法を解説
ここからは、地震が発生した際にはどのような対処法をすべきなのかを解説します。
・身の安全が最優先
机の下に隠れて、雑誌や座布団で頭を守りましょう。
震度5程度以上の場合には、先ほどご紹介したようにガスメーターがガスを遮断します。
揺れが大きいときは危ないため、火に近づかないようにしてください。
・揺れがおさまったら落ち着いて対応する
まず、ガス機器の火を消してください。
また、使用中の電気器具のスイッチも必ず切るようにしましょう。
地震が発生しても電気設備に異常がない場合には電気が供給されますが、避難する場合にはブレーカーを切りましょう。
・ガスのにおいがした場合
ガスのにおいがしたときは、火を付けたり電気のスイッチや換気扇には絶対に触れないでください。
可能であればガス栓とメーターの元栓を閉めてから換気をしましょう。
□まとめ
地震が発生して突然ガスが止まるのは、故障ではなくガスメーターの安全装置が働いたときです。
そのため、地震がおさまった後には故障だと思わずに安心してくださいね。
また、地震後はご紹介したように適切な対処法を取り、身を守ることも大切です。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で住宅に対し地震発生時の不安がある方は、ぜひ当社までご相談ください。