耐震工事を行うメリットとは?大切な家を守りましょう!

地震大国である日本において、耐震工事の必要性はますます重要性を増しています。
耐震工事は単に建物の安全を高めるだけでなく、日常生活に安心感をもたらし、さらには様々な経済的利益を享受できます。
今回は、耐震工事がもたらす具体的なメリットと、実際にどのような方法があるのかについて解説します。
 

□耐震工事のメリットとは?

 

*日々の生活に安心感をもたらす

 
耐震工事の最大のメリットは、地震時の建物損壊の抑制と被害の最小化です。
熊本地震の事例を見ても、耐震工事を行った家は、他の被害が甚大だった地域内でも煉瓦がずれる程度の被害で済んだ実例があります。
このように、耐震工事は日々の生活に対する安心感を格段に高めます。
 

*住宅の揺れを軽減

 
耐震工事により、住宅の揺れが軽減されることも大きなメリットです。
「外付けホールダウン金物」の施工は、建物の揺れを効果的に抑制し、安全性を向上させます。
また、阪神大震災の事例でも、耐震工事が施された建物は被害が軽減されたとの報告があります。
 

*経済的メリット

 
耐震工事を行うことで、60歳以上の方は「高齢者向け返済特例」を利用でき、月々の返済額を抑えられる可能性があります。
また、補助金制度や税の優遇制度など、様々な経済的メリットを享受できます。
例えば、耐震改修にかかる所得税額の控除や固定資産税の半額控除などが利用可能です。
 

□耐震工事にはどのような方法がある?

 
1:壁の増設
 
耐震壁の設置により、建物の強度を高められます。
外壁や内壁に耐震壁を設置することで、地震時の揺れに対する抵抗力を強化します。
 
ただし、壁の増設はコストがかかる場合があるため、予算と状況に合わせた検討が必要です。
 
2:基礎の補修
 
基礎の補強は、既存の基礎を強化することで建物全体の耐震性を向上させます。
費用を抑えながら効果的な強化が期待できますが、新たな基礎の増設が必要な場合は、コストが増加する可能性があります。
 
3:屋根の軽量化
 
重い屋根材を軽量な素材に交換することで、地震時の建物への負担を減らせます。
特に、雨漏りや台風による損傷がある場合の改修におすすめです。
 

□まとめ

 
耐震工事は、地震発生時の建物損壊のリスクを減らし、日々の生活に安心感をもたらす重要な手段です。
また、住宅の揺れの軽減や、経済的メリットの享受といった、多岐にわたる利点があります。
耐震工事の方法としては、壁の増設、基礎の補修、屋根の軽量化などが挙げられます。
耐震工事を通じて、より良い住環境を手に入れましょう。
 
当社は、西東京市・小平市・東久留米市周辺で耐震性の高い家を多くの方に提供しています。
経験豊富な建築士がおりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。