耐震のリフォームの種類とは?築35年の家に耐震のリフォームが必要か解説します!

耐震リフォームを検討している方にとって、選択肢が多すぎて何をすべきか迷うことは少なくありません。
今回は、耐震リフォームの種類と、特に築35年の家に耐震リフォームが必要かどうかについて解説します。
さらに、どの種類の耐震リフォームがどのような効果をもたらすのか、具体的な例も交えてご紹介します。

□耐震リフォームの種類とその効果

*筋交いや耐震用合板を用い壁を補強する

筋交いは、建物の四角い枠内に斜めに渡した補強材で、建物の揺れに対抗する「耐力壁」の一つです。
筋交いには片筋交いとたすき掛けがあり、それぞれの特性を理解して選ぶことが重要です。
専用の金具で固定することで、さらに強度を高めることもできます。

また筋交いに代わり構造用合板や耐震用合板などの面材を張り「耐力壁」化する方法もあります。
一般的には筋交いより強い耐力壁とすることが出来ます。

これらの耐力壁は、建物の四隅などにバランス良く配置することで、揺れに抵抗できるように設計されます。

*屋根を葺き替えて軽量化する

重い屋根は地震の際に建物の揺れを大きくします。
そのため、軽い屋根材に葺き替えることで、揺れを抑制する効果が得られます。
この軽量化は、特に既存に瓦などの重い屋根材が使用されている場合に効果的です。

*基礎の強度を高める

特に築年数が古い家では、基礎が弱かったり傷んでいる場合があります。
そのため、ひび割れを修復したり、コンクリートを打ち増して強度を高めたり、炭素繊維などを張り補強することが推奨されます。
基礎の強度が全体の耐震性に大きく影響するため、注意が必要です。

□築35年の家に耐震リフォームは必要?

築35年の家には、耐震リフォームをすることをおすすめします。
理由は下記の3点です。

1.壁配置のバランス

築30年〜40年の家は、壁の配置がバランスを考慮されていない場合が多いです。
特に北側に耐力壁が集中している家は、耐震上のバランスが悪くなってしまうことも多くあります。
このような家では、耐震リフォームで壁の配置を見直すことが重要です。

2.金物の指定

この時代の家には、柱が土台から抜けないようにするホールダウン金物がありません。
そのため、柱が抜けてしまった被害が多数報告されています。
金物による補強は、このような旧式の建物に特に必要です。

3.耐震評点

既存の耐震評点が0.7程度の家が多く、1.0が現行基準です。
補強計画を立てる際は、評点1.5以上を目指すことが理想です。
少なくとも評点1.0(震度6強の地震でも一応倒壊しない)レベルまで上げることが重要です。
耐震評点を上げるためには、どのようなリフォームが効果的かをしっかりと考慮する必要があります。

□まとめ

耐震リフォームは、筋交いや耐震用合板、屋根の葺き替え、基礎の強化など多岐にわたります。
特に築35年の家では、壁配置のバランスや金物の指定、耐震評点などに注意が必要です。
これらを踏まえ、しっかりとした耐震リフォームを行いましょう。
耐震リフォームの選択肢は多いですが、それぞれの家の状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
この記事が、耐震リフォームを検討している方々の参考になれば幸いです。
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