突っ張り棒を使った地震対策を紹介!選ぶうえでのポイントも大切です!
突っ張り棒が地震対策として効果的といわれていることをご存じでしょうか。
突っ張り棒を正しく利用すると、大きな揺れが発生した際に家具の転倒を防いでくれます。
今回は、地震対策として突っ張り棒を取り付ける場所と突っ張り棒の選び方についてご紹介します。
□地震対策として突っ張り棒を取り付ける場所
突っ張り棒は、家具の両端かつ壁の奥の方に取り付けましょう。
家具は端の部分に一番強度がある構造をしているため、上面の両端に取り付けることをおすすめします。
それ以外の部分に突っ張り棒を設置すると、十分に効果が得られなかったり家具に穴が開いてしまったりすることがあります。
また、耐震ポールは壁に近い奥側に取り付けるようにしてください。
地震が発生すると、家具の重心は前に傾いて転倒してしまいます。
手前に耐震ポールを取り付けてしまうと家具が倒れてくる力を受け止めきれません。
奥側に取り付ければ、地震発生時にも家具の重心移動を抑えられるため、前への転倒を防止できます。
突っ張り棒を付ける際、家具と壁に距離があると効果が落ちてしまうため、家具の背面と壁をぴったりとくっつけましょう。
□突っ張り棒の選び方
*使用場所に合った長さを選ぶ
突っ張り棒を選ぶ際は、使用場所に合った長さを選ぶことが大切です。
事前に家具や家電から天井までの距離を測っておき、その場所に取り付けられるものを選びましょう。
棒を長く伸ばしすぎると強度が落ちてしまうため、最小取り付けサイズを基準にすることもポイントです。
例えば、天井までの距離が48センチメートルの場合は、40センチメートルから65センチメートル対応のものではなく、45センチメートルから75センチメートルのなるべく短い側で使用できるものを取り付けた方が安定しやすいのです。
*耐震性能・耐圧性能に着目して強度が高いものを選ぶ
高い効果を発揮できるものを選ぶために、強度が高いものを取り入れるようにしましょう。
耐震性能は、耐えられる震度の目安が具体的に明記されているものがおすすめです。
具体的には、震度6や震度7に耐えられると記載されているものが望ましいです。
また、大型家具を支えるのであれば、最低でも耐圧200キログラム程度のものを選びましょう。
□まとめ
突っ張り棒は、家具の両端と壁の奥の方に取り付けて高い効果を得られるようにしましょう。
また、突っ張り棒を取り入れる際には、使用場所に合った長さを選ぶこと、耐震性能・耐圧性能に着目して強度が高いものを選ぶことがポイントです。
当社は耐震リフォームを専門とする会社のため、地震対策の知識が豊富です。
西東京市・小平市・東久留米市周辺でご自宅の地震対策を始めたいとお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。