木造住宅の耐用年数はどのくらい?耐震工事の他にも家の寿命を延ばす方法があります

住宅は構造により、耐用年数が定められています。
木造住宅にお住まいの方で、この耐用年数について不安がある方もいらっしゃるでしょう。
今回は、木造住宅の耐用年数と家の寿命を延ばす方法について解説していきます。

□木造住宅の耐用年数について

木造住宅の耐用年数は、平均で約25年から30年といわれています。
一方で、100年長持ちしている古民家や仏閣も存在します。
つまり、建て方や手入れ方法を誤らなければ、長持ちさせることが可能です。

実は住宅の耐久性は、木造やコンクリート、金属など素材の違いではなく、建て方によって左右されます。
耐久性の高い木造住宅を建てる方法は、主に軸組工法とツーバイフォー工法の2つです。
壁や基礎、地盤などの強度を確保しつつバランスよく施工することで、高い耐久性を発揮できますよ。

□耐震工事の他に家の寿命を延ばす方法

木造住宅の寿命は、メンテナンスによって延ばすことも可能です。
具体的にどのような方法で寿命を延ばせるのか、解説していきます。

*まめに掃除をする

まめに掃除をすると、住宅の寿命を延ばすことに繋がります。
特に、水回りは腐食によって劣化しやすい箇所です。
日ごろ掃除をする中で問題が生じていないかどうか、よく確認をするようにしましょう。

外周部も、雨どいの詰まりやひび割れが生じていないか定期的に点検をすることをおすすめします。
防水機能が果たせていなかったり、健全な排水ができていなかったりすると、非常に重要な構造体を傷める原因になってしまいます。

*定期的にメンテナンスを依頼する

木造住宅のメンテナンスの中には、自分で点検することが難しい箇所や判断しにくいことがあります。
そのような部分はプロに任せることで、安心して生活を送れますよ。
ダメージが深刻でないうちに修理をすることで、修繕費も抑えられます。

また、これから木造住宅を建てる場合は以下の点に気を付けることで、安心・安全に生活を送れます。
・ハザードマップを確認して、災害リスクの高い土地を避ける
・地盤調査をして軟弱地盤に建てない
・地盤に合った基礎で、構造体がしっかりした家を建てる

□まとめ

木造住宅の耐用年数は、平均で約25年から30年といわれています。
一方で、メンテナンスをしっかりと行うことで、寿命を延ばして長く住み続けることが可能です。
まめに掃除を行ったり、定期的にメンテナンスを依頼したりすることで、安心安全に生活できる家を維持してくださいね。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で木造住宅にお住まいの方は、ぜひ家に関しての疑問や不安を当社までご相談ください。