耐震診断の必要性を解説!地震に備えましょう!
現在住まわれている家の耐震性能について、気になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一方で、耐震診断がなぜ必要なのか疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
この耐震性は、耐震診断によって調べられます。
耐震診断の必要性について解説するので、この機会に耐震診断について検討してみてはいかがでしょうか。
□耐震診断の必要性を解説
地震の発生時に人が亡くなる理由として、最も多いのは建物の倒壊に巻き込まれたことです。
阪神淡路大震災では、亡くなった方の9割弱が建物の倒壊が原因でした。
さらに、残りの1割は建物の下敷きになって火災から逃げられなかったことが原因です。
つまり、地震の際に命の危険性が高くなるのは、耐震性の低い建物の中にいる場合だといえるでしょう。
そのため耐震性が重視されており、耐震性を確認するために耐震診断が必要です。
□耐震性能を左右するポイント
先ほど、なぜ耐震性が重視されているのかを解説しました。
ここからは、この耐震性が何によって左右されるのかを紹介します。
ぜひポイントを押さえて、耐震性能の高い住まいをつくってくださいね。
1.建物の軽さ
一般的に、軽い建物であるほど耐震性が高くなるといわれています。
建物が重たいと地震の影響を大きく受けてしまいます。
木造住宅はとても軽く、しっかりと構造を検討してから設計すると耐震性能を強化しやすいです。
2.耐力壁の量
耐力壁とは、地震の揺れや建物の重さ、壁に対抗して建物を支える壁です。
この耐力壁が多くなるほど耐震性が高くなります。
3.床の耐震性能
床は建物の重さを支えるだけではなく、地震や風など水平方向の力に対抗します。
床と壁は繋がっているため、床の耐震性能が高いと耐力壁の力をより発揮できます。
4.耐力壁と耐震金物のバランス
耐力壁が多い場合でも、一部に集まっていると手薄な部分に地震の力が集中して倒壊してしまうリスクがあるため、バランスが重要となります。
耐震金物とは柱や土台などを結合するために使用する金物であり、この配置場所も耐震性に影響します。
□まとめ
地震の発生時には、建物の倒壊によって命を落としてしまう危険性があります。
そのため、耐震性の低い家は今のうちに耐震工事を行って耐震性能を備えておくことが大切です。
まずは、耐震診断を行って現在の耐震性能を把握しましょう。
西東京市・小平市・東久留米市周辺にお住まいで地震に備えて何をしたらよいのか分からないという方は、当社の無料診断から始めてみてはいかがでしょうか。