古い家で地震が起きたらどうする?避難場所を理解しておきましょう

家に長く住み続けることは、素晴らしいことです。
しかし、古い家であると地震の発生時に倒壊してしまわないか不安ですよね。
そこで、古い家で地震が発生した場合の避難場所について確認しておきましょう。
また、補強工事を必要とする危険サインについても解説します。

□古い家で地震が起きたら?避難場所を解説

・落下物や転倒物が少ない場所
キッチンやリビングにいる場合には、食器や調理器具の落下から身を守るためにテーブルの下に入りましょう。
食器棚やたんすは壁に固定しておき、高い所には重いものを収納しないようにすると安心です。

・閉じ込められない場所
地震の発生時には、避難経路を確保することも重要です。
柱や壁がゆがんでドアが開かなくなってしまうこともあるため、閉所にいる場合は注意です。
閉じ込められて避難ができなくなると大変であるため、揺れを感じた際にはドアを開けましょう。

・2階にいる場合は慌てて降りない
2階にいる場合は、揺れが落ち着くまで2階の安全な場所で待機しましょう。
慌てて階段を下りてしまうと転倒のリスクもあるため、揺れが収まってから避難経路の確保をしましょう。

□補強工事が必要となる住宅の危険サイン

地震から身を守るためには、住宅に十分な耐震性を備えておくことも大切です。
耐震性が低いと危険サインがみられるため、具体的に解説します。

・壁に亀裂がある
壁が、耐震性を高めるために非常に重要です。
そのため、壁に亀裂が入っていると、強度が落ちてしまいます。
この場合は、工事を行って修復するようにしましょう。

・床がきしむ
激しい床のきしみを感じると、劣化のサインである場合があります。
木造の場合には白アリが原因で床が抜けてしまうこともあるため、早めに対処しましょう。

・雨漏りする
屋根に亀裂が入ると、雨漏りが発生します。
災害対策として屋根を強化して、災害対策を行いましょう。

・柱にひびがある
柱は建物の基礎となる部分です。
このように重要な柱にひびが入っていると、家全体のバランスが崩れて家が倒壊してしまうリスクがあります。
そのため、柱にひびを見つけた場合には早めに修復しましょう。

□まとめ

時間が経つと、劣化が目に見えて分かるようになることもあります。
ご紹介した危険サインを発見した場合には、早めに修復をして安全を確保するようにしてくださいね。
西東京市・小平市・東久留米市周辺でも、古民家に住んでいて耐震性能について不安がある方がいらっしゃるのではないのでしょうか。
地震の対策をサポートいたしますので、ぜひ当社までご相談ください。