耐震診断をお考えの方必見!診断方法について解説します!
日本では、住宅の耐震性について不安を持っている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
建物の安全性に大きく関係している耐震診断は、大地震が発生するたびに注目されています。
特に、住宅を建ててから時間が経っているという方や、今から住宅を購入するという方は耐震診断についての知識を付けておくことをおすすめします。
耐震診断の方法や診断を行える住宅の特徴などを解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□耐震診断の方法について
耐震診断は、一般診断法と精密診断法の2つがあります。
それぞれについて解説します。
*一般診断法
一般診断法では、住宅の外観や床下、天井の裏などを目視で診断します。
建物の外側と内側を目視し、耐震を診断します。
その際には、住宅の図面を参考にして壁や窓の位置が変化していないかを調査しますが、図面がない場合は新たに簡易的な図面を作成するため、時間と費用が掛かってしまうこともあります。
診断には、一般的に2時間から3時間程度かかります。
*精密診断法
必要に応じて天井や壁を剥がして内部の構造を確認する方法です。
診断の精度が高いことが大きなメリットです。
一時的に破壊した場所は補修して塞ぎます。
作業時間は半日から1日程度かかります。
□耐震診断できる住宅とできない住宅
住宅の耐震診断を依頼しても、業者から断られるかもしれません。
どのような住宅だと断られてしまう可能性があるのか紹介します。
・混構造住宅
木造と他の構造の混構造(平面上)の場合は、木造部分は耐震診断できても、他の構造部分は診断できないことがあります。
その場合、建物全体の耐震性は確認できないということもあるかもしれません。
・図面がない場合
耐震診断では建物の図面が必要となります。
図面が無いと適切に診断することが難しくなるからです。
見慣れていない人からすると、用意した図面が耐力壁の配置が確認できる図面に該当しているかどうか判断できないこともあるでしょう。
その場合は、業者に見てもらい確認してくださいね。
図面が無い場合には、床や壁の一部を解体して診断する精密診断法を検討することもあります。
解体をせずに筋交いセンサー等を使って診断する方法もあるので、一度相談してみてください。
□まとめ
一般診断法は目視で実施されるため、診断時間が短いです。
一方で精密診断法は時間がかかるものの、精度の高い結果を得られます。
住宅の耐震を把握したいという方は、ぜひ耐震診断を受けてみてはいかがでしょうか。
また、当社では無料の耐震診断を行っています。
「我が家は耐震診断できるの?」と思った方、西東京市・小平市・東久留米市周辺にお住まいの方はぜひ当社までご相談ください。