地震の断層の種類を解説!今から地震に備えましょう
活断層とはどのようなものなのか、ご存じでしょうか。
地震と関係している言葉というイメージを持たれている方も多くいらっしゃるでしょう。
活断層の種類と特徴について解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□地震の発生原因となる断層の種類とは?
活断層は、地球にある断層の中で、地震が起こる可能性のある断層あるいは、活動する可能性がある断層です。
そのため、断層全てが危険というわけではなく、活断層のように活動中の断層が危険だと言えます。
断層はずれの向きによって、横ずれ断層と縦ずれ断層に分けられます。
さらに、横ずれ断層は右横ずれ断層と左横ずれ断層、縦ずれ断層は正断層と逆断層に分けられています。
阪神淡路大震災は、右横ずれ断層を主体とする断層帯によって引き起こされました。
今後は、関東や東海で地震が発生する確率が高いといわれています。
しかし、他の地域にも活断層は存在しているため、お住まいの地域が活断層上であるかどうか、距離がどのくらいあるのかを調べてみてくださいね。
□活断層の特徴とは?
活断層の5つの特徴を解説します。
・活動を繰り返す
活断層は、「固着状態→ひずみの限界による地震→ひずみ解消」を繰り返します。
地震は、ひずみが限界に到達して地盤がずれることによって発生します。
ひずみは地震が起こると解消されて、再び同じ動きを繰り返します。
・同じ方向へずれる
向きや速さはあまり変化しないため、基本的には同じ動きが繰り返されながら同じ方へずれています。
・断層ごとにずれの速さが異なる
数断層のずれの速さはそれぞれ全く異なります。
その速さをもとに活断層がどれだけ活動しているのかを把握できます。
・活動間隔が長い
1つの活断層が地震を起こしてからもう一度地震を起こすまでには数千年から数万年かかると言われています。
活断層が頻繁に活動しているように考えられやすいですが、それは日本に多くの活断層が存在しているためです。
・長い断層が大地震を引き起こす
活断層によって発生する地震は、活断層が長いほど大規模な地震になるとされています。
□まとめ
活断層は日本中にあり、いつどこで地震が発生するかは分かりません。
そのため、常に地震に備えて対策をしておくことが大切です。
紹介した内容を踏まえて、ぜひ地震に関する知識を深めてみてくださいね。
また地震に備えて、西東京市・小平市・東久留米市周辺で耐震診断を検討されている方は、是非当社までご相談ください。