地震はなぜ起こる?広がり方について解説します!

地震はなぜ起こるのか、疑問に思われる方も多くいらっしゃることでしょう。
特に、日本では地震がよく発生するため、地震の存在を無視して生活できません。
今回は、地震はどうやって発生するのか、地震の広がり方について解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。

□地震はどうやって発生するのか

地球は、中心の部分以外は岩石で構成されています。
内側に行くほど温度が高まり、地表からプレートマントル、核によってできています。
外側を覆うプレートは、下にあるマントルが対流する動きに伴って少しずつ動いています。
この動きが、地震の発生する原因となります。

地震は、岩盤に圧力がかかってひずみができて限界に達した時に岩盤が割れるときに生じる揺れです。
地震の起こり方は様々です。
例えば、プレート境界で発生する地震があります。

日本の周りには、様々なプレートがあります。
陸のプレートと海のプレートがぶつかると、海のプレートは陸のプレートの下へ沈み込みます。
その際に、プレートの境目にはひずみが溜まり、ひずみが限界に達すると陸のプレートは元に戻ろうとして跳ね上がるのです。
このときに、激しい地震が発生します。

また、プレート内部での地震もあります。
日本列島は、大陸プレートに乗っかっています。
大陸プレートは太平洋プレートに押されているので、その圧力に耐えられなくなると、地震を起こしてエネルギーを解消しようとします。
日本列島でも、圧力によって生じたゆがみを解消するために断層運動を起こして地震が発生します。

□地震の広がり方について

何らかの原因によって一気に地下の岩石が破壊されると、巨大なエネルギーが放出されます。
地震は、この岩石の破壊そのものです。
破壊により放出されたエネルギーは、地震として広がります。
そして、私たちの生活する地面に達すると大地を揺らすのです。

この地面の揺れを地震動と呼びます。
この揺れは、震源から離れるほど、小さくなる特徴があります。

地震には縦波(P波)と横波(S波)があります。
さらに、表面波というものもあり、これは地球の表面に沿って伝わります。
縦波は、波の進行方向へ前後に振動をしながら伝わります。
横波は、波の進行方向に対して直角に振動し、伝わっていきます。

縦波・横波のどちらであっても震源地に近いほど大きな被害が発生してしまいます。

□まとめ

地震は、岩盤に力が加わってそれに耐えられなくなったときに発生します。
地震を予測したり、地震の発生を止めたりすることは不可能であるため、日ごろから地震に備えておくことが大切です。
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