耐震リフォームをお考えの方へ!リフォームの種類を解説します!
地震が多いため建造物への耐震工事が欠かせない日本ですが、この耐震工事にも色々な種類があります。
ここでは工事の種類とその相場を絡めて紹介いたします。
□耐震リフォームの種類は?
1つ目は建造物の基礎部分の補強工事があります。
ちなみに基礎部分のすべてを耐震構造にする工事もあるのですが、これではかなりのコストと時間がかかってしまいます。
そのためコスパよく耐震工事をしたい方は、基礎部分を強化するような工事がおすすめです。
無筋(鉄筋の入っていない)コンクリート基礎の脇に鉄筋コンクリートを新設したり、既存の基礎に鉄筋の代わりになる炭素繊維や鉄板等を張って補強する方法等があります。
前者の方は予算と時間に余裕があり、確実な耐震構造を施したい方はご検討してみても良いでしょう。
2つ目に柱などに対する工事があります。
こちらも分類としては基礎部分になります。
内容は、柱の接合部分に補強金物を付けたり、地震の振動を緩和するサスペンション(ダンパー)を設置したりするといったものです。
ここで注意が必要なのは、建造物の中身の工事のためこれらの工事は施工の際に外壁、内壁などの壁を壊して行われる点です。
ただし、すでにその家に住んでいる方がそこに住みながら工事を行うことは、工事の進め方次第で可能です。
3つ目に、壁の補強工事があります。
既存の壁を取り壊して中に耐力パネルを張ったり、筋交いを入れて補強する工事です。(上記2つ目の柱に対する工事を一緒に行います)
耐震工事のメインとなる工事です。
住みながらの工事も可能です。
4つ目に屋根の軽量化工事があります。
屋根は意外と重いもので、もし地震が来た際には建物の揺れを助長してしまい、建物倒壊の引き金になってしまうこともあります。
軽くしておくことで倒壊を防ぐことができます。
また瓦の落下等の危険性も無くなります。
□耐震リフォームの種類別の費用は?
次は上記で紹介した工事の相場を知っておきましょう。
まず基礎部分の耐震リフォームは、およそ20万円~60万円程度です。
壁を補強するリフォームは、1か所あたりおよそ10万円~15万円です。
それと柱や土台を金属で補強する工事は1か所あたり3000円程度です。
屋根の軽量化工事は少し高いですが、140万円~200万円程度です。
これは屋根材の種類によって価格が変わります。
□まとめ
いつ大きな地震が襲ってくるかわからないので、耐震工事は行っておく方が安全です。
耐震工事にも色々な種類があるので、全種類くまなく工事をするのではなく、費用対効果が高い補強をバランス良く行うことが大切です。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で耐震リフォームをお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
耐震診断や見積もりを無料でさせていただきます。