地震による家の被害とは?建物への被害についてご紹介します!

地震の発生確率が高い日本において過去に起きた地震の被害を知っておくことは、これから発生する地震に備えるためには欠かせません。
しかし、具体的に地震によって家がどうなってしまうのか詳しく分からない方は多いでしょう。
そこで今回は、地震による建物への被害について紹介します。

□地震によって発生した木造住宅への被害を紹介します!

昔から日本の地震では、屋根瓦の崩壊や損傷といった被害は多く発生しています。
落下地点や瓦の重量によっては、人間に致命傷を与えてしまう場合もあるので、地震発生時に慌てて外に出ないように気をつけましょう。
あくまでも冷静かつ早急に判断、行動できるように普段から備えておくことが大切です。

防火対策の為に木造住宅で用いられることが多いのがモルタルですが、地震発生時にはひびが発生したり崩壊してしまったりする場合があります。
この原因となっているのが、モルタルと建物との柔軟性の違いです。
被害を最小限に抑えるためには、下地の止め付けを頑丈にしておくことが重要です。

古い木造住宅では老朽化が進行している可能性にも気をつけなければなりません。
実際に建物の基礎部分や水回りから老朽化が進行し、それが原因で地震によって倒壊してしまった事例があります。
昔から住んでいる建物や新しく借りた築年数の経った建物に関しては耐震診断を行い、安全性を確認しておきましょう。

□地震による建物への影響とは?二次被害についても解説します!

地震による建物への影響といえば、建物本体の倒壊をイメージする方は多いでしょう。
実際、阪神淡路大震災や東日本大震災といった巨大地震では、建物の倒壊によって多くの尊い命が失われました。
しかし、火災や建物内部の損傷などといったことが原因で起こる2次被害も忘れてはいけません。

地震対策では建物の防火性が非常に重要です。
日本の建物は木造のものが多く、一度地震が発生すると建物の倒壊と火災の発生が重なり、消火活動や救命救急活動に支障をきたしてしまうからです。
実際に、阪神淡路大震災では火の手が広がることで、被害が大きく拡大してしまいました。

また、建物の見た目は変わらなくても、内部が大きく損傷している場合があります。
東日本大震災では、建物自体の倒壊は免れたものの、家具の倒壊やインテリアの飛び出し、ガラス破片の飛散などによって大きなけがを負ってしまった方がいます。
建物内部の地震対策も怠らないように注意が必要です。

□まとめ

日本は古来より地震に苦しまされ続けてきました。
地震による被害を抑えるためには、建物自体の耐震性を高めるだけでなく、二次被害や建物内部の損傷を意識した地震対策を講じることが重要です。
西東京市・小平市・東久留米市周辺で、地震対策に関心がある方はぜひ当社にご相談ください。