耐震リフォームをお考えの方に向けて耐震基礎工事の内容をご紹介!

「耐震リフォームはどのような流れで工事を行うのだろう」
小平市で耐震リフォームをお考えの方の中には、このようにお考えの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、耐震基礎工事の内容と、耐震リフォームの流れについて解説します。
気になる方はぜひ参考にしてください。

□耐震基礎工事の内容について紹介します

まずは、耐震基礎工事で行われる内容と、その補修にかかる費用をご紹介します。

1つ目が、基礎のひび割れ補修です。
この方法は、1カ所あたり1万円から2万円程度となっています。
住宅全体の基礎のひび割れ補修工事になると約10万円が相場で工期は約2~約3日です。

内容としては、いくつか工法があります。
例えば、一般的な工法では、ひび割れの部分にパイプを設置してゴム製の注入器を入れ、ゴムの圧力を利用してエポキシ樹脂を注入する方法です。
この方法は、微細なひび割れに対応できます。
基礎のひび割れ補修の目的はコンクリートの中の鉄筋を錆びないようにし、鉄筋の強度を保つためです。
したがって無筋コンクリート基礎の場合は「補強」とはなりません。しいていえばコンクリートの劣化防止です。

基礎の「補強」には炭素繊維・アラミド繊維シートの貼り付けという方法があります。
これは、光ファイバーなどにも使用されている強度の高い素材のシートを基礎に貼り付けて、その上にモルタルなどを塗布する工法で、ひび割れ症状全般に効果的で、基礎強度も向上します。無筋基礎にも有効です。

2つ目が、基礎コンクリートの増し打ちです。
この工法は、1メートルあたり4万円から6万円程度の費用相場で、既存の基礎にアンカーボルトを打ち鉄筋を配しコンクリートを充填する工事のことです。
家全体の基礎を施工する場合は1ヶ月ほどかかります。

この他にも、様々な補強工事の方法があるので、気になる方はご相談ください。

□耐震リフォームの流れについて

続いて、耐震工事の依頼から着工までの流れについて解説します。

はじめに、住んでいる地域で耐震診断を行なっている専門家を探しましょう。
耐震診断の際には、家の設計図などの図面関係の書類が必要になるので、あらかじめ準備しておきましょう。

依頼先が決まれば、耐震診断を受けて住宅の劣化状態や問題点などを診断してもらいます。
調査は主に、予備審査、現地調査、評価の3段階で行われます。

続いて、設計書の作成段階に移りましょう。
ご予算やご希望、疑問点を踏まえてリフォームの計画と工事の設計書を作成します。

設計書の作成が終われば、見積もりを作成します。
この際は金額だけでなく、工事内容や使用する材料などもしっかりと確認し、不明な点は納得できるまで質問するようにしてください。

以上が耐震リフォームに着工するまでの流れです。
ただし、助成金の利用を希望する場合は、耐震診断の方法が制限されていることがあるので、事前に確認しておきましょう。

□まとめ

この記事では、耐震基礎工事の内容と、耐震リフォームの流れについて解説しました。
これから耐震リフォームを行おうと考えている方は、この記事で紹介した施工までの主な流れを参考にしながら計画を立ててみてください。
当社では、西東京市及び近隣地域の耐震診断・耐震補強設計・耐震補強工事・お見積もりを無料で行っています。
お住まいの設計図が無くても大丈夫です。
助成金の申請も代行(無料)します。
ご要望に合わせた耐震リフォームを行いますので、お気軽にご相談ください。