耐震リフォームをするメリットを一言で説明すると『安心』が得られます!

耐震リフォームをしたいけれど、施工することで具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのかを知りたい方はいませんか。
マイホームの耐震リフォームを検討している場合は判断基準が知りたいですよね。
今回は耐震リフォームのメリットとデメリットを耐震工事の専門家が解説します。

□耐震リフォームをするメリットとデメリット

では、耐震工事をすることでどのような効果があるのでしょうか。

*メリット

1つ目は家の全体的な強度を上げられ、劣化を回復できることです。
これは耐震リフォームの最も大きなメリットで、強度を上げることで大きな地震が来ても耐えられる強度を持たせられます。

2つ目は断熱リフォームを同時にすると、単体でするよりもお得にできることです。
耐震リフォームは壁を剥がして補強しますが、その時に断熱材を一緒に入れ替えると、別々に工事を行うよりも割安になるでしょう。

3つ目は建物の価値が上がることです。
建築してから20年以上が経過している物件は資産価値が下落しますが、耐震工事をすると価値があがるので、売却時に売値の上昇を狙えます。

4つ目は助成金を利用して建て替えよりも安価で工事を行えます。
国と自治体からの補助金で最大200万円以上の補助を貰えますので、その分負担が軽減されるでしょう。
※自治体によって変わりますので下記のサイトでご確認ください。
あなたのお住まいの自治体は?

*デメリット

1つ目は内容にもよりますが、耐震でないリフォームよりも費用が掛かることです。
耐震リフォームは物件の柱などの躯体部分(構造部分)に手を加えるので、通常のリフォームよりも作業が多くなる分高額になる傾向があります。
しかし、建て替えるよりは価格を抑えられるでしょう。

2つ目は工事を行う期間が長期になることです。
耐震リフォームは、耐震工事の全ての工程を含めると2~4週間ほどかかるリフォームになります。
キッチンリフォームのような住宅の一部のリフォームだと、1週間ほどで終わるものもあります。
それらと比較すると長期になりますので、この期間は多少生活に支障が出るかもしれません。

□それでも耐震リフォームをおすすめする理由

耐震リフォームのメリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットを見てやめようと思った方もいるかもしれません。
しかし、それでもリフォームをした方が良い理由があります。

それは、耐震基準によって倒壊率が大きく異なるからです。
耐震基準には新と旧があり、地震が起きたときのそれらの倒壊率は約4倍もの差が生まれます。
そのため、前の耐震基準で建てられた方でこれからも住み続ける方は、耐震化を進めるほうが良いでしょう。

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□まとめ

今回は耐震リフォームのメリットとデメリットを耐震工事の専門家が解説しました。
施工するかは個人の判断ですが、「地震の時に倒壊するかもしれない」と不安な方は耐震リフォームを行うことで安心できるため、おすすめです。
当社は無料耐震診断を行っておりますので、マイホームの耐震に問題がないか知りたい方はぜひお問い合わせください。