耐震性不足の戸建て住宅が560万戸!!あなたの住まいは大丈夫?

 

国土交通省より、2018年の耐震化率(推計値)が発表されています。

戸建て住宅:約81%(総戸数2880万戸、耐震性不足560万戸

住宅全体で約87%となっています。

 

当初の目標では2020年に耐震化率95%とされていましたが、

この目標達成は困難であるとして2025年までと5年間先送りされました。

 

いずれにしても、560万戸もの戸建て住宅が耐震性不足であり、

旧耐震基準」かつ耐震補強されていない住宅だということです。

尚、1981年~2000年の新耐震基準の木造住宅はこの内に含まれてなく、全て耐震性ありとみなされています。

 

ところが・・・・・

2016年4月に発生した熊本地震では、それまで耐震性があるとされてきた1981年以降の木造住宅にも被害が発生、約2割が倒壊・大破してしまいました。

たとえ「新耐震基準」の木造住宅であっても、耐震性は十分ではないのです。

 

木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)の調査によると、

2006年4月1日~2019年7月31日の13年4ヶ月間に

木耐協で耐震診断を実施した27,235棟の木造住宅の内、

85%もの住宅が総合評点(耐震性評価基準値)が1.0未満(倒壊する可能性がある、又は 倒壊する可能性が高い)となり、

耐震性が不足している事がわかりました。

 

1981年以前に建築された住宅はもちろんのこと、

もし、あなたのお住まいが2000年5月以前に建てられた木造住宅なら、一度 耐震診断を受けられることをおすすめします。

 

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